お墓のメンテナンスご存知ですか？

お墓のお手入れ（各種メンテナンス）は、手間がかかるので積極的に行わない石材店もあるようですが、

メンテナンスは新規建立に比べて単価が低く、おすすめです。

いくつかメンテナンスに関してご紹介いたします。

実は、お墓は地震等の揺れや衝撃に対してとても脆弱です。
多くのお墓は、石塔の石同士が接着されておらず、地震や衝撃対策もされていない、ただ石を積み上げただけの状態です。

※目地をセメントやコーキングだけで仕上げても地震や衝撃対策されているとは言えません。

また、地震や衝撃には、“耐震”施工をしていても十分ではありません。
”免震”施行をすることで、衝撃や揺れに強いお墓になります。

この”免震施工”を既存のお墓にも、リーズナブルに施工することが可能です。

『墓石クリーニング』は、建て替えを勧められるレベルのお墓の汚れ・変色等でも、僅かな費用で汚れを落とし、

建立した当時と同等の美しさを取り戻すことができます。

固着してしまったお墓の頑固な水アカや汚れを職人の手作業で丁寧に落とし、

墓石専用に調合した薬品を使用してクリーニングをする為、石に負担を掛けずに美しさを取り戻します。

お墓は、長い間、紫外線や風雨にさらされることで、石の表面が日焼けにより変色したり、

水垢やその他の汚れが固着してしまいます。

石塔の『磨き直し』をすることで石の新しい面が表れ、建立時と同等レベルの艶、輝きを取り戻すことができます。

外からはわからない納骨室が、水で一杯になっている。という例もあります。

湿度対策がされていなく、また骨壺が地面に直接置かれている納骨室（カロート）では、

結露した水が落ちた際に泥が骨壺に付着したり、底部地面から水が上がってきた際に、

骨壺が倒れてしまったり、骨壺内に水が溜まってしまうという事が起こります。

『納骨室整備』では、納骨室の底部に五色砂利を敷き、骨壺をその上で安置することで泥はねを防ぎます。
また、骨壺にたまった水を抜き、骨壺表面を綺麗に整え、安置し直します。

また、下記で紹介している『空気孔』を施すことで、通年を通した湿度対策が出来ます。

湿度対策のなされていないお墓は10年以上経つと骨壷内が水で一杯になることがあります。

『空気孔』を設置し、遺骨を納めるカロートの風通しを良くすることで、水を溜まり難くし、
ご先祖様に居心地の良い環境をご用意することができます。

石塔や外柵の劣化した古いセメントの目地を取り除き、 新しく耐震用コーキングで目地を打ち直します。
『目地の打ち直し』は、お墓をキレイに見せる化粧目地の役割を果たすとともに、防水性を高め、石同士の接着力もセメント目地よりも高まります。（但し、目地直しだけでは、ぐらつき対策や地震対策は十分ではありません）