無宗教葬について
無宗教葬ってどんな葬儀なのでしょうか?
A.無宗教葬とは仏式、神式、キリスト教などの宗教によらないお葬式です。
僧侶による読経のかわりに、音楽を流したり、献花をするなどして故人を偲びます。
式次第に決まりはないので、故人らしいお葬式を創ることができますが、菩提寺やご親戚などと話し合っていただく必要があります。
無宗教葬はどのような流れで進行するのでしょうか?
A.無宗教葬に決まった流れはありません。
お経やお焼香といった宗教の儀礼がないからです。献花やお柩を囲んでのお食事など、ご家族様がご希望される内容を伺いながら、一緒に進行の流れをお考えいたします。
ひと昔前であれば、伝統を重んじる方などに反対されるケースもあったようですが、最近はほとんどありません。親しい方だけを呼ぶ家族葬の増加など、お葬式への考え方が大きく変わっているのも要因です。
音楽葬はできますか?
A.はい、承っております。
音楽葬は、無宗教葬の中でも最近増えているご葬儀のスタイルです。故人様が生前お好きだった音楽を中心としたご葬儀を「音楽葬」と呼びます。
録音された音源をCDでお流しするほか、ピアノや弦楽四重奏などの生演奏による「献曲」、合唱による「献歌」、または音楽を聴きながら軽食でおもてなしをする「ティーセレモニー」など、自由な形式で執り行うことができます。無料の事前相談で、音楽葬に適した式場や式次第をご提案させていただきます。
菩提寺がありますが、無宗教葬をすることはできますか?
A.ご住職と相談する必要があります。
代替え案として、仏教儀式の前後のお時間(お通夜のお経の後など)に無宗教葬を取り入れる方法もあります。
納骨(お墓)は、どのようにするのですか?
A.霊園や納骨堂、永代供養墓など、納骨は従来と同じ形式となります。
最近では、散骨や樹木の下に収める樹木葬にする方も多くいらっしゃいます。
無宗教葬をした後の四十九日法要や仏壇などはどうすればいいのですか?
A.無宗教なので特に決まりはありませんが、四十九日、一周忌など定期的に供養の場を設けることをお勧めしております。仏教のように集まってお経をあげるような儀式はありませんが、皆様でお食事を召し上がりながら、個人様を偲ばれてはいかがでしょうか。
仏教でいう仏壇、位牌についても、無宗教では決まったものはありません。旅立たれた方を偲ぶお品として、ご遺灰の一部をお納めするデザイン性の高いミニ骨壷やペンダントなどがございますので、よろしければご紹介いたします。
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